ヒグマで仲直り

なぜか車は山の中
ちっともホテルにたどり着かない
もう日も暮れた
おまけにガソリンが切れる
目の前をヒグマが通り過ぎる
君と二人 寒い山の中
君が悪い 絶対君が悪い
地図を見てたのは誰なんだ?
僕は悪くない
わめくのをやめないと僕は君の顔を殴るよ

そして僕は車を離れる
わめき叫ぶ君をあとに残して
森の中を行く
ヒグマと御対面
死んだふり
すぐに死んだふり
息をひそめてじっとやり過ごす
しばらくして痛みに叫べば
ヒグマが僕の腕を頬張っている

僕は車に戻り
泣いてる君と仲直り
君を抱きしめたいけれど僕には腕がない